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当院で治療中の方へ / 炎症で痛みがある

仕事、家事、勉強、お付き合いなど大切なことは色々とあろうかと思いますが、まずは体のことを第一に考えて行動しましょう。
炎症は刻々と状況が変化します。
速やかに終息させるためにも以下に参考になることをまとめてみました。

飲み薬について

急性炎症で痛みがある場合、多くのケースで飲み薬をお出しすることになりますが、決められた用量を必ず服用してください。

まれに薬疹などの副作用が起こりえますので、その際はお電話でご相談ください。
痛み止めは一定量を服用した後は、6時間程度の間隔を開けて次の分を服用してください。
抗生物質についても同様です。
セフゾン等のセフェム系の抗生物質は、一定の間隔で服用すると効果的ですから、どうしても食事と薬を飲むタイミングが合わない場合は、時間を優先してください。

日常生活面での注意事項

1アルコール飲料は飲まない。 (お付き合いは控える)

2入浴は控える、または手短に済ます。 (体を温めると、血行が良くなり腫れやすい)

3患部に触れない、押さない、その周辺で噛まない。 (更に腫れる、痛くなる)

4顔面に腫れがある場合は、洗顔等も気をつける。

5水分補給、栄養のバランスを考えてしっかりと食べる。 (体力を落とすと回復が遅れる)

6疲れを溜めない、十分に休息をとる。 (免疫力を回復させる) 

他にも運動は控えた方が良いでしょうし、事情の許す範囲で心がけてください。

炎症の経過

急性炎症は一連の体の生体反応です。
従いまして、終息に向かうまである一定の経過をたどります。
そのため、ちゃんと薬を飲んでいるのに腫れが増したり、膿が出てきたりと一見、悪化しているように感じられることもあります。

膿が貯まったピークの時を見計らって、一気に膿を出すと回復に向かうのです。

実際には、抗生物質が効果を著して死んだ細菌が膿となって集まってきていることだったりします。
その一方で、薬だけでコントロール出来ないケースもあります。
根の深いところで化膿が進むと、膿が外に出てこられずに内圧が上がって痛みが止まらないこともあるのです。
そのような場合は、被せものを撤去するなどして膿が外に出られるようにして減圧する必要があります。

炎症のどの段階にあるのかの見極めが必要で、他の治療より頻繁に通院をお願いすることもありえますので、ご理解をいただければと思います。

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